エアコンにカビが発生してしまった!
自分で掃除できるのかな?どう対処すれば良い?
今回はそんな疑問にお答えします。
エアコンの掃除ってハードルが高くてなかなか頻繁には出来ないですよね。気づいたら掃除をせずに〇年経っていた…ということはよくあるかと思います。
我が家も子供が産まれて忙しくなり、ろくなエアコン掃除ができないまま3年が過ぎました。ふとエアコンの吹き出し口を見ると何やら黒い斑点が…
ホコリかと思っていたそれはなんとカビでした。
キャーーー!我が家には小さい子供がいるのに!早く対処しなきゃ!
エアコンの吹き出し口から中の方までビッシリとカビが発生しています。
こうなってしまったら最後、エアコンの内部にまでカビがビッシリ増殖している可能性があるそうです。
また、カビをそのまま放置してしまうと喘息や肺炎など病気の原因にもなります。
この記事を読んでいるあなたは既にカビが発生してしまって焦っているかと思います。
取返しが付かなくなる前に、今すぐエアコンを綺麗にしましょう!
この記事ではエアコンがカビだらけになった時の対処法や、セルフクリーニングのやり方、カビが発生する原因・予防策を解説していきます。
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エアコンにカビが出来たときの対処法
エアコンにカビが発生してしまった場合は、自分で掃除するか、業者にエアコンクリーニングを依頼するかの2パターンあります。
自分で掃除する
自分で掃除する場合は以下の手順で行います。
①エアコンの電源を抜く
②フィルターを掃除する
③フィンを掃除する
④しっかり乾かす
エアコンの電源を抜く
まずは清掃中の感電を防ぐため、必ずコンセントを抜いて電源を切りましょう。
フィルターを掃除する
エアコンカバーを開けると、フィルターがあります。
フィルターは、空気中のごみを取る役割を果たしています。そのため、エアコンの中でも特に汚れやすい部分です。
フィルターにホコリがたまっていると、エアコンの効きが悪くなったり、カビが発生したりするので、フィルターは小まめに掃除するのがベストです。頻繁にエアコンを利用するのであれば2週間に1回、そんなに使わない場合は月1回が良いそうです。
フィルターの掃除方法は、ホコリが溜まっている場合は、掃除機で吸います。
その後フィルターを水洗いします。
綺麗になったら、タオルや雑巾などでしっかりと水分を拭き取り、完全に乾くまで陰干しにします。
フィンを掃除する
続いてフィルターの後ろにフィンがあります。
フィンとはエアコンの空気の温度を変える役割を担っているもので、フィルターの後ろ側にある薄い金属板がそうです。
フィンにホコリがたまっていると空気の温度を変える力が弱くなり、空気を冷たくするのに時間がかかって多くの電力を消費することになってしまいます。
またフィンはホコリが溜まりやすいので、カビができやすい場所でもあります。
エアコンのカビ防止や冷暖房の効きを良くするためにも、綺麗に掃除することを心がけましょう。
フィンの掃除の方法は、フィンにホコリが溜まっている場合は、掃除機で吸います。細かい汚れについては歯ブラシや綿棒などで取り除くと良いです。
その後中性洗剤を水で薄めて染み込ませた雑巾を使ってフィンを丁寧に拭いていきます。
ある程度カビが落ちたら、水拭きをして洗剤を拭き取ります。
しっかり乾かす
最後にフィルターを戻し、カバーを締めて、送風や暖房を使って内部をしっかり乾かします。
ここで濡れたままにしてしまうとまたカビが発生する原因となってしまうので、最低30分は暖房または送風を掛けて乾かすようにしましょう。
ここまでの手順でカビや汚れが落としきれない場合は、業者やプロに頼んでエアコンクリーニングをすることをおすすめします。
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業者にエアコンクリーニングを依頼する
自分で掃除した場合、ある程度の表面的な汚れは取れますが、エアコン内部の方までは綺麗に汚れが取れません。
エアコンが以下の状態の場合は、業者にエアコンクリーニングを依頼することをおすすめします。
- エアコンから変な臭いがする
- 吹き出し口にカビが発生している
- エアコンの効きが悪い
- 数年掃除をしていない など
私も冒頭に書いた通り、エアコン3年目にして初めてカビが発生してしまったため、エアコンクリーニングを初めて業者に頼むことにしました。
正直依頼する前は
エアコンクリーニングって頼む必要あるの?金額高いし、ぼったくられるだけじゃない?
と思っていたのですが、実際にエアコンクリーニングを利用してみたところ、お値打ちに、かつ丁寧な仕上がりでとても満足のいく結果となりました。
実際に私がエアコンクリーニングを依頼した時の感想はこちらの記事で書いているので、合わせてお読みください。
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エアコンがカビだらけになる原因は?
カビが発生する時期で圧倒的に多いのが夏です。
カビが発生する原因は「気温」「湿度」「ホコリ」にあります。
快適な室温、高い湿度、溜まったホコリや汚れという3つの条件が揃うエアコンは、カビが生えて当たり前な状態となっています。
気温
カビが活性化するのは人が過ごしやすい気温と同じ20~35℃です。
カビが増殖するのは夏だけだと思われがちですが、冬も暖房運転すればエアコン内部は20℃を超えるため、夏に発生したカビが再繁殖します。
そのため、エアコン内部は1年を通してカビが好む環境と言えます。
湿度
カビは湿度60%で発生し、80%を超えると急激に増殖します。
温度が高いほど空気は水分をたくさん含んでいるため、雨の多い6月~10月頃までは湿度が常に高い状態にあります。
夏にエアコンの冷房運転をすると、フィン(熱交換器)に結露ができて内部が濡れてしまい、乾いた状態を保てません。そのため、湿度が高い状態になったエアコン内部は高温多湿で、カビが発生しやすい場所になっています。
冬の場合も、エアコンが結露しやすい窓付近に設置してあれば、暖房運転時でも湿度の影響を受けてエアコン内部のカビが繁殖します。
ホコリ
カビはゴミやホコリなどを栄養源としています。そのため、ホコリがエアコンに付着していると、カビが増殖しやすくなります。
リビングやダイニングに設置してあるエアコンの場合、空気中のゴミやキッチンから流れる油汚れ、ペットの毛など何でも吸い込んで蓄積するため、カビが繁殖しやすい状況になっています。
エアコンのカビを予防する方法は?
エアコンのカビを予防する方法としては以下の2点あります。
- 定期的に掃除する
- 送風運転をして湿気を減らす
定期的に掃除する
この記事のセルフクリーニングを月2回程度実施すると、エアコン内部の綺麗な状態が保てて、カビが発生しにくくなります。
全部やるのは大変という方は、まずはフィルターだけでも定期的に掃除するようにしましょう。
送風運転をして湿気を減らす
エアコンの送風運転を行うと、内部の湿度を下げられます。
とくに、夏場の冷房運転では内部に結露がたまり、湿度が高くなります。冷房を使った後は30分以上送風運転をすると良いです。
エアコンがカビだらけに!自分で掃除できる?カビが発生した時の対処法まとめ
この記事ではエアコンがカビだらけになった時の対処法や、セルフクリーニングのやり方、カビが発生する原因・予防策について解説しました。
エアコンを綺麗に保つことで、冷暖房の効きも良くなり、余計な電力を消費しないので結果的に節約にも繋がりますよね。
是非夏本番を迎える前に、今すぐエアコンクリーニングを実施しましょう!
\ 夏本番を迎える前に! /
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