・物価上昇で食費が上がって辛い
・毎月家計がカツカツで貯金が増えない
何か毎月の貯金を増やす方法は無いかな?
毎月の収入から貯金へ回せる額が少ないと悩む方も多いかと思います。私も育休の身になって、収入が減って貯金へ回せる額が少なくなり、危機感を覚えました。
「貯金を増やす=収入を増やす」と思い込んでしまいがちですが、実は手っ取り早く毎月の貯金を増やす方法があります。
それは「毎月の支出を減らす」です。
収入を増やす事も大事ですが、まずは固定費を削減するなどして「無駄な支出」を減らすだけで貯金がぐっと楽になります。
現状を把握する
現状把握
資産はどれくらいあるのか、負債や毎月の収入・支出はいくらか、全て紙などに書き出して現状を把握しましょう。
- 金融資産(現金・現金・預貯金・株式・投資信託・生命保険の解約金など)
- 負債(住宅ローン・奨学金・カードローンなど)
- 毎月の収入(自分・パートナー)
- 毎月の固定費(居住費・光熱費・保険・通信費など毎月かかるもの)
- 毎月の変動費(食費・日用品費・交通費・レジャーなど毎月変動する支出)
- 年間の支出(車検、旅行、保険、固定資産税、自動車税、火災保険、年会費など)
毎月の支出の把握には家計簿アプリを使うと自動で記録してくれるので便利ですよ^^
目標を決める
現状を把握したら、次は貯蓄の目標を決めましょう。
始めから大きい目標を立てすぎると、挫折する原因となるため、まずはステップを分けて少しずつ目標を決めて行きましょう。
ディズニー旅行資金を10万円貯める
↓
月2万円先取貯蓄する
↓
年間100万円貯める
↓
資産500万円貯める
のようにスモールステップで決めると良いですよ!
支出を削減する(固定費)
無駄な支出を減らすのにまず一番初めに見直ししたいのが「固定費」です。
固定費削減には主に以下の項目があります。
- 格安SIMへ乗り換え
- 車検の見直し
- 生命保険の見直し
- 家賃の見直し
- 電力会社やガス会社の乗り換え
私はこの中でも
・格安SIMへ乗り換え
・車検の見直し
・生命保険の見直し
がかなり削減効果が高かったです。是非、見直せそうなものは見直ししていってくださいね!
格安SIMへ乗り換える
固定費の中で一番ハードルが低く実践しやすいのが通信費の削減です。
通信費は「格安スマホへ乗り換える」ことで簡単に削減することが出来ます。
今まで私はずっと大手通信会社で2年毎に新機種へ買い替えていましたが、格安モバイルに乗り換えただけで、夫婦で年間約24万円掛かっていたのが、年間約4万円まで削減することができました。
格安SIMのおすすめは楽天モバイルです。
料金プランも格安スマホ会社の中でかなり安く、3GBまでは1,078円、20GBまでは1,980円、20GB以上は無制限で3,278円と破格の安さで利用できるのが特徴です。
さらにアプリを利用すれば国内通話が無料でかけ放題とかなりお得です!今楽天モバイルに申し込むと、先着で1年間基本料金(月額2,980円)が無料になります。
詳細は以下の記事でまとめているので良かったら合わせてお読みください。
楽天モバイルはこんなにお得です!!
- 月額3,278円でデータ無制限
- 契約事務手数料が無料
- 通話料が無料(Rakuten Linkアプリを介した場合)
- いつでも解約可能で、解約手数料も無料
保険の見直しをする
現在契約している保険は同じ条件で他社へ乗り換えると安くなる事があります。
保険見直しでおすすめなのが保険見直しラボです。
私は結婚してから生命保険に加入しましたが、保険の事は詳しくなかったので保険会社の方に言われるがままに契約をしました。
年を重ねれば増える出費…気付けば毎月の高額な保険の支払いで家計が苦しくなり、さらに保証内容も忘れてしまっていたので、本当にこの保険内容で正しいのか不安に思うようになりました。
そんな時、無料でプロのFPに相談できる保険代理店の保険見直しラボを知り、見直しをしてもらったら、年間6万円も削減することができました。
車検を安くする方法
車検は楽天Car車検を利用するのがおすすめです。
楽天Car車検とは
車検費用の参考価格などの条件で比較したり、口コミや総合評価ランキングの高いお店など条件にあったお店に車検予約ができる。
車検実施店舗を価格の条件で検索し、家から近く、口コミも良く価格もお手頃だったカー用品店で車検をすることにしました。
3年目、中型乗用車、車両重量 1350Kg、走行距離 16.909Km
の車検の費用は約70,000円でした。(最低限の点検で良ければ55,000円)相場が8万~10万のところ大分安く済んだので、積立てていた費用から幾らか貯金に回すことができました。まずはお近くの車検実施店舗を検索し、価格比較をしてみると良いと思います。
今ならエントリーの上、ネット予約&車検の実施で楽天ポイントが1000ポイント貰えるキャンペーンがやっています。
楽天Car車検を見てみる
支出を削減する(変動費)
食費節約
食費の節約で一番効果的なのが「食材廃棄を減らすこと」です。そのために私の家では以下のルールを徹底して全ての食材を使い切るようにしています。
- 一週間の献立を立てる
- 買い出しは週1回
- ストックリストを作る
- 収納スペースは見やすいように整理
嗜好品節約
ローソンのポン活に参加して、お菓子やお酒、ジュースなどをポイントで引き換えています。ポン活に参加するとPontaポイントまたはdポイントを「ローソンのお試し引換券」に交換して、ローソンの新商品やおすすめの商品を定価の半額~1/3の価格で購入することができます。
お得なポン活に参加するために、Pontaまたはdポイントを貯める方法については以下の記事に書いているので合わせてお読みください。
日用品節約
ウェルシア薬局で毎月20日にTポイントで支払うと、全品33%オフになるウェルシアデーで日用品を買っているため、日用品代は毎月ほぼ掛かりません。お得なウェル活に参加するために、Tポイントを貯める方法については以下の記事に書いているので合わせてお読みください。
被服費節約
楽天市場のセール期間(楽天マラソンや楽天スーパーセールなど)に購入することが多いです。上手く買い回りすれば楽天ポイントがざくざく貯められます。
▽▽楽天市場を見てみる▽▽楽天マラソン攻略法やポイントをたくさん貯めるコツについては以下の記事で紹介しているので合わせてお読みください。
家計を整える
クレジットカードの集約
クレジットカードの整理をしていると、入会キャンペーンに釣られて作ったクレジットカードが何枚も出てきました。
使ってないだろうと思って利用明細を全く確認していませんでしたが、確認してみると、ある1枚のカードでアプリの利用料金が毎月請求されていた事が発覚しました。
そのアプリはあまり使用していなかったので、月々無駄な支払いをしていたことに。(幸い少額でしたが)
これを機に、使ってないカードは解約をして整理することにしました。クレジットカードを集約化するメリットは以下です。
無駄な支払いの防止
クレジットカードが複数枚あると、利用明細を全部確認するのは大変です。使わないカードを放置しておくと、以下のように知らず知らずのうちに請求されていることがあるので注意が必要です。
- 年会費が請求されている
- 定期購入でクレジットカードを指定したのに気付かず毎月請求されている
初年度年会費無料でも、次年度からは条件を達成しないと年会費が無料にならないクレジットカードがあります。
また、商品やサービスの定期購入でクレジットカードを使い、解約せずに忘れている場合も注意です。サービスを全く使ってないのに月々無駄な支払いをしている事になります。
クレジットカードは「利用明細を毎月確認できる枚数に集約」して、都度利用明細を確認するようにしましょう。
ポイントの集約化
メインのクレジットカードを決めてしまえば、クレジットカードを利用した際のポイントが集約化されるので、ポイントを貯めやすいです。
我が家はポイントがザクザク貯まりやすい楽天カードに集約しています。
以下の記事に楽天カードのメリット・デメリットについてまとめているので是非合わせてお読み下さい。
銀行口座の整理
結婚後に口座の氏名変更をするために銀行へ訪れたら、本人確認後に行員さんから「全く使われていない口座が一つあります」と言われて、忘れ去られた口座の存在に気付いた事がありました。
このように、数年入出金していない銀行口座も注意が必要です。
一定期間引き出しや預け入れなどの取引がないと、知らず知らずのうちに「休眠口座」扱いになってしまいます。
銀行で10年(ゆうちょ銀行で5年)経つと、その預金は銀行の収入になります。
この場合は通帳や印鑑などを持って窓口に行けば、いつでも払い戻しが受けられます。
「休眠口座」になった場合注意したいのが、口座管理手数料が取られる場合があります。
例えばりそな銀行では、2年以上入出金のない口座には毎年1,320円(税込)の口座管理手数料がかかります。(所定の条件を満たせば無料になります)
三菱UFJ銀行も維持手数料を導入しようとする動きがあるそうです。こうした手数料をとる金融機関は今後増えていく可能性があるので、もし使っていない口座がある場合は解約することをおすすめします。
夫婦の貯金口座を一元化
それぞれの世帯で家計を管理する方法は様々だと思いますが、私の家は夫婦の貯金口座を一元化しています。貯金口座を一元化するメリットは以下です。
- 家計管理が簡単
- 貯金額が把握しやすい
- 支出を管理しやすい
まず下の図を見てください。我が家の口座の全体図です。
基本的に夫の給料で生活費を賄い、私の給料は全額貯金をします。生活費が足らない場合は私の給料から補填します。
(お互いの小遣い口座は自由です)
図の真ん中の共通口座はよっぽどの事が無い限り出金しないので、お金が貯まりやすいです。
ただしこの場合注意しなければならないのが「贈与税」です。
贈与税は夫婦間でも発生するので、共通口座を作る場合は1年でいくら受け取ったかをしっかり把握し、年間110万円を超えないよう注意しましょう。
贈与税が心配な方は「生活用口座」のみ共通口座化し、貯金は夫婦それぞれの名義で作ると良いと思います。
ライフプラン表を作成する
現在から老後までのライフプラン表を作成することで、「お金の貯め時」や「お金が掛かる時期」が明確になり、「いつ」「どれだけ」貯金を貯めておけば良いかが分かるようになります。ライフプラン表をもとに1年でどれくらい貯められそうか確認し、年間の貯金目標を決めましょう。
収支の見える化
収支を見える化するために、まずは家計簿を付ける事をおすすめします。
家計簿は取り合えず1ヵ月は続けてみましょう。まずは月に収入がどれだけあって、どんな項目にどれだけ使っているかを把握することが後々大切になってきます。
家計簿を付けるのが大変であれば、おおよそで良いのでどの項目にどれだけ使っているかをざっと箇条書きするでも良いです。
家計簿管理には「Zaim」というアプリがおすすめ。
レシートを読み込むだけで自動的に項目と金額を入力してくれます。
また銀行口座やクレジットカードとも連携できるので、全てのお金の管理をアプリ一つですることができます。
節税をする
節税の方法としては以下の5つがあります。
- ふるさと納税
- NISA/積立NISA
- iDeCo
- 住宅ローン減税
- 医療費控除
ふるさと納税
ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付ができる制度で、地域の名産品などのお礼の品が貰えて、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
まずは自分がどの程度寄付できるのか、ふるさと納税サイトの「さとふる」で控除額シミュレーションができるので確認してみましょう。
iDeCo
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、20歳以上60歳未満のほぼ全ての方が加入できる老後の資産形成のための制度で、毎月の掛け金は自分で(上限の範囲内で)決めることができ、運用次第で老後に受け取れる金額が変わってきます。
投資で得た利益にはおよそ2割の税金がかかりますが、iDeCo(イデコ)を利用すれば税金が非課税になります。また掛け金が全額所得控除の対象になります。
住宅ローン減税
住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、金利負担の軽減を図るための制度で、毎年末の住宅ローン残高又は住宅の取得対価のうちいずれか少ない方の金額の1%が10年間に渡り所得税の額から控除されます。所得税からは控除しきれない場合には、住民税からも一部控除されます。
令和元年10月1日から令和2年12月31日までの間に入居した場合には、消費税率10%を考慮して控除期間が3年間延長されます。
各年の控除限度額は40万円で、認定長期優良住宅等の場合は最大50万円が上限額として設定されています。
医療費控除
医療費控除とは、1年間に多くの医療費を支払った場合(一般的には10万円超)に、所得税が軽減される制度です。納税者が、自分および生計をともにする家族のために支払った医療費も対象となるので、医療明細は家族分必ず捨てずに取っておくようにしましょう。
投資をする
NISA
一般NISA(少額投資非課税制度)は、毎年120万円までの投資で得た収益が最長で5年間非課税(税金が掛からない)になります。つみたてNISAは、毎年40万円までの投資で得た収益が最長で20年間非課税となります。
一般NISAかつみたてNISAかどちらかしか選べないため、それぞれ比較して自分に合った制度を選びましょう。
NISA | つみたてNISA | |
投資額 | 年間120万 | 年間40万 |
非課税期間 | 5年 | 20年 |
実施期間 | 2014年~2023年 | 2018年~2037年 |
個別株や投資信託で運用 | 投資信託やETFで運用 |
NISA、つみたてNISAのメリット・デメリットと実際にどのくらい利益が得られるのかを以下の記事でまとめているので、合わせてお読みください。
毎月の貯金を増やすコツまとめ
以上が私が毎月の貯金を増やすために実施した方法になります。参考になりましたか?
ある程度貯金できるようになったら、次は子供のための貯金はどうするか?など未来のための貯金も考えていく必要があります。以下の記事でまとめています。
また「収入を増やし方」については以下の記事でまとめています。
一片にやろうとすると大変なので、まずは興味のあった項目や出来そうな項目から初めてみてくださいね。
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